【積立NISA】下落相場に威力を発揮する!【iDeCo】

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今週の雑感

日経平均株価とNYダウ30種指数は下落局面から暴落局面へと移行しようとしています。

今週はWHO(世界保健機関)が新型コロナをパンデミック(世界的大流行)と表現したことに加えて、米国トランプ大統領が『英国を除く欧州からの渡航禁止1ヶ月』を表明したことで、NYダウ30種は2352ドルという過去最大の下げ幅を記録しました。

更に新型コロナの影響に付随するかのように、原油価格が暴落。

世界最大の原油産出国である米国にとって、原油の暴落が経済に大きな打撃を与えることは確実であり、バブル市場であった米国経済も弱気相場に移行したと言っても過言ではありません。

今の暴落ではなく、20年先の経済の先行きを予想してみる

積立NISAやiDeCoは、いずれも積立投資を前提としています。

前回のブログでも記事に書きましたが、積立投資は下落相場こそがチャンスです。

一方的に右肩上がりで成長するような相場であれば、一日でも早く一括投資した方が言い訳ですが、チャートを見ると分かりますが、株価とういのは上げたり下げたりを繰り返し、右肩上がりで上がっていくものです。

我が家では、投資の大半を米国に対して投資しておりますので、米国で最もメジャーな株価指数であるNYダウ平均株価を例に取ってみます。

NYダウ平均株価は、1896年から算出を開始した株価指数となりますが、初値は約40ドルでした。

現在の株価を申し上げますと、ここ最近の暴落後とはいえ23,185ドルですから、124年間で約580倍という膨大な経済成長を遂げたことになります。

さて、果たしてこの先も経済成長が続くのか否かというのが一番気になるところかと思いますが、資本主義社会が崩壊しない限り成長は続きます。

日本やアメリカ等の先進国国家は資本主義国家です。

人間は、日々便利な暮らしを求めていく生き物ですから、今後も「今よりもっと豊かに暮らして行きたい!」と思って行動していくことでしょう。

つまり、世界経済は人類が滅亡する危機が訪れることが無い限り、日々成長していくものと考えるのが妥当です。

人類の滅亡についても、日本は少子高齢化でありますが、米国をはじめ世界の人口は今後も増え続けることが予想されています。

人口が増えれば労働生産性も上がるため、世界経済は今後も発展していくことでしょう。

積立投資は下落局面がチャンス!

前回の記事とも被りますが、いくら20年後に今の株価よりも上がっていたとしても、虹やホームランのようなチャートを描くよりも、今の株価と同じ株価であても、U字やV字のチャートを描くほうが大きな利益が得られます。

極端な話を申し上げますと、積立NISAの投資期間がまだ15年以上残っている方であれば、今後10年は下落を続けたとしても、残りの5年間で今の株価まで戻ってきてくれれば大きな利益を得ることができます。

昨年は大きな下落もなく好調な相場が続きました。

今年は早い段階で下落局面に入っています。

ヤフーファイナンス等の掲示板では、ここ最近の株価暴落により、NISAやiDeCoに対する政府批判をよく目にしますが、そもそもNISAやiDeCoについては、短期投資や一括投資を目的としている訳ではありません。

NISAは最大20年間、iDeCoは60歳までの長期にわたる積立投資を目的としているものですので、きちんと投資の勉強をしている人であれば、20年という長い年数をインデックス投資という積立投資により実践していれば、資本主義社会が崩壊しない限りは損失を被る可能性は極めて低いということが理解できると思います。

積立投資の良書を2冊ご紹介

インターネットの普及により、最近は多くの投資に関する本が出版されていますが、なかなか積立投資に特化した本は少ないかと思います。

積立投資のメリット、デメリットを追求した良書2冊をご紹介します。

過去の株価動向にも目を向け、数学的な観点から論理的に積立投資を考察しており、非常に説得力がある2冊です。(著者はどちらも星野泰平氏)

「単純に儲かります」という本では無く、積立投資のデメリットにも触れつつ、投資初心者にも非常に読みやすく書かれており、オススメです。

じっくり、積立投資(ドルコスト平均法)を勉強いたい方はこちら。

電車の中やカフェ等で気軽に読むなら文庫本。

個人的には文庫本の方が読みやすくてオススメです!

まとめ

投資初心者は、下落相場を迎えると自分の資産が目減りすることに耐えられなくなって、せっかく積み立ててきた株式又は投資信託を手放してしまいがちです。

更に、インターネットで調べれば調べるほど、『まだまだ下がる』『リーマンショックの再来』『世界恐慌のはじまり』『金融危機』等、不安を煽る文言がたくさん出てきますので、投資意欲を幻滅させ、狼狽売りをしてしまいがちです。

しかし、よく考えてみて下さい。

今、積み立てている株式や投資信託はいつ使うお金ですか?

少なくとも10年先まで使う予定のないお金で運用されている方は、今、資産が減り続けていても、それは長期的に見れば、格安で投資信託を購入できている訳で、株価がまた上昇局面に転じた時には大きな資産へと変貌を遂げる訳です。

我が家では、積立投資において、下落・暴落局面は大チャンスですので、今後も安心して積立投資を継続していきます。

ただし、私は20年以上先の世界経済については、自分なりのビジョンは持っているつもりですが、今回の下落相場がいつまで続くかは全く分かりません。

ですから、「今の下落相場に対して、チャンスだと言って投資信託を多めに買おう」という行動は取りません。

今までどおり、ただ機械的に一定額を決まった日にちに積立投資していくだけです。

マーケットに振り回される投資行動は、私のような素人にとっては博打ですから(笑)

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