【YTJキッズメンバー】英語教育!長男の黒歴史!?

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YTJキッズメンバーとは?

【YTJ】とは、『Youth Theater Japan』の略称です。

YTJキッズメンバーとは何かと申し上げますと、幼稚園年中から小学2年生までを対象としたダンスや発表会、英語コンサート等の各種イベントに出演するグループメンバーのことです。

全国でリハーサルスタジオを展開しており、週1回、近くのスタジオに通いながら活動を行い、ダンス・歌・英語を一緒に学べるため、塾と両立して通うことも可能なカリキュラムとなっております。

また、グンゼ、アディダス、アサヒ飲料、スカイマーク、近畿日本ツーリストといった大手国内企業とパートナーシップ(提携)を結んでいるため、企業の後援、協賛等により、全ての活動が1時間500円程度という費用負担が非常に中で活動することが出来ます。

コンセプトは素晴らしい!

YTJは英語を使って歌やミュージカルのパフォーマンスを行うため、様々なレッスンを通じてダンス・歌・英語を同時に学ぶことが出来ます。

また、塾や部活動を掛け持ちで活動しているメンバーが多いため、イベントには柔軟に参加の調整を図ることができるため、小学校高学年、中学生、高校生には「自己管理能力」が自ずと養われていきます。

キッズメンバーは幼稚園年中から参加が可能であるため、表現力や英語を幼いうちから身に付けることが可能となるため、本当に楽しんでやることが出来れば、非常に素晴らしい習い事といえると思います。

コストパフォーマンス抜群の料金体制(HP抜粋)

〇会費 月2000円

〇基礎レッスン(必須参加) 1時間500円

・台本形式の教材を使って、登場人物を演じながら英語を使いこなしていくため、相手の気持ちや状況を理解しながら、英語で自分を表現していきます。

・リズムやバレエの基礎を学び、ダンスレッスンを通じて、舞台活動や身体能力、表現に関する自信を深めていきます。

・パフォーマンスを実施するために、歌そのものを上手に歌う練習を行い、英語の歌詞の中に出てくるフレーズや言い回しについても英語学習の視点で掘り下げて、自然な発音、抑揚、強弱を学びます。

〇リハーサルフォローレッスン(任意参加)1時間500円

※長男は受講していなかったため、内容についてはここでは省略します。

詳しく知りたい方はHPでご確認ください

月にかかる費用としてはこれだけです。

登録料、衣装代、チケットノルマ、公演参加費、写真代の費用負担はなく、台本やスタジオ設備管理費、ホール利用料についても、会費に全て含まれています。

基礎レッスンだけ受講した場合、週1回で通うとして、月額4000円程度で英語、ダンス、歌を学べるわけですから、コストパフォーマンスは抜群と言えるでしょう。

YTJは素晴らしいが誰でも入会できる訳ではない(入会までの道のり)

YTJに入会するには、面接で合格しなければなりません。

合格率は分かりませんが、年齢が低いほど入会しやすい傾向にあるようです。

長男が入会したのは、今から5年前の年中に上がった時です。

たまたま幼稚園にYTJのチラシが置いてあり、当時は英語教育に興味がありましたし、せっかくなら楽しみながら学んで欲しいという思いと、社会に出てから表現力(プレゼンテーション能力)は必ず必要となるスキルであるという考えから都内のスタジオまで足を運び入会説明会を傍聴してきました。

説明会では、いかにもミュージカル女優、男優といった品格をお持ちの講師から入会案内の説明を受け、スクリーンで海外のイベントに参加するメンバーの様子などを収録した映像を見せられた記憶があります。

私たち夫婦はYTJのコンセプトの素晴らしさに引かれ、費用も安いことから、何も分からない長男を説得し、数週間後、新宿で面接を受けてきました。

面接会場である新宿の某ビルには多くの子供たちが集まっていました。

ビルの前の公園にも面接の順番待ちで子供たちで溢れかえっていました。

その日の面接は、YTJキッズメンバーの入会面接だけでなく、中学生、高校生の正規メンバーの面接も同時進行で行っていたため、女子学生が真剣に外の公園で面接に向けたリハーサルを行っていた様子が今でも薄っすら記憶として残っています。

YTJは年齢が上がれば上がるほど、合格は難しいらしいので、本格的に舞台女優を目指している学生にとっては真剣になるのも頷けます。

さて、無理やり連れてこられた長男ですが、面接では歌を一曲披露することになっていたため、忍たま乱太郎の『勇気100%』を家とカラオケで練習して面接に挑みました。

しかし、元々恥ずかしがり屋の長男は、知らない人(面接官)の前でいきなり歌を歌えといっても歌えるはずは無く、私がリードしながら歌を歌う展開になってしまいました。

結局、長男は歌っているんだか何だか分からないまま歌の発表は終わりました。

面接官からは、『お母さま、歌がお上手ですね(苦笑)』と言われる始末・・・。

他には、志望理由に関する質問などに答え、簡単な運動を披露して面接は終わりました。

この時点で、「落ちたな」という感触しかありませんでした。

まさかの『合格証』が届く。

合否の判定は郵送でA4サイズの封筒に入って届きました。

面接の手応えから期待は無く、長男に通う気が全く感じられなかったので、親だけで開封したところ、まさかの合格通知が在中してありました。

YTJのコンセプトは親としては共感できることが多く、当時の長男は習い事の経験が無かったため、習い始めれば講師の力で気持ちが乗ってくるのではと考えました。

長男が幼稚園から帰宅したところ、合格したことをベタ褒めし、長男をその気にさせて、親主導で習わせてみました。

YTJは前述したとおり、無駄な費用がかかるということは一切なく、確か入会金も無かったと記憶してます。

スタジオに入るためのカードキー(2000円)を受領しましたが、これも、きちんと退会する時に返金してくれました。

YTJに関しては、受講費(費用)に関して心配する必要は全くありません。

YTJはスパルタ教育です(笑)

ここまで読んで頂いた方は、YTJに興味を持たれた方が多いかと思います。

しかし、YTJの指導は良い意味で厳しいです。

最初の受講日、エレベーターの扉を開くと泣いている子がチラホラ(笑)

まず、受付の講師に『大きな声』で挨拶した上で、所属クラスと名前を伝えなければなりません。

観衆の前で演じるためには、『大きな声は必ず必要となることですので、当たり前のことかもしれません。

しかし、年中の子供たちにとってはハードルが高いことです。

言えずに泣いている子供たちが何人かおり、親が付き添って一緒に挨拶しているお子さんもいましたが、親と一緒の挨拶では受付してくれません。

親が子供に大きな声で挨拶をするように説得し、一人で講師の前で挨拶とクラス、名前が言えて、初めて受付をして貰え、そしてレッスンに参加することが出来るのです。

無事、受付が受付が終わると、講師に子供を預けて、親は別室にあるテレビモニターでレッスンの様子を見学するというのが、長男が通っていたスタジオの様子でした。

最初のレッスンでは、自己紹介をやっている様子でしたが、モニターに長男が泣いている様子が映し出されていました。

今思えば、初めての習い事にしてはハードルが高すぎて、可哀想なことをしてしまったのかなと反省しています。

長男には不向きだった

それでも、長男は3か月、頑張ってYTJに通ってくれました。

短い期間だったこともあり、特にイベントの参加はありませんでしたが、良いのか悪いのかは別として貴重な体験が出来たと思います。

3か月の間に小学校高学年のYTJメンバーから直に指導を受ける機会もありましたね。

ミュージカルや歌、英語というテーマであるため、向上心が高く、歌が大好きな女子には非常に魅力的な習い事になるかと思います。

しかし、周りが女子ばかりで、もともと人前に出て話をするのが好きではない恥ずかしがりやの長男にとっては、ストレスにしかならなかった様子で、無理に続けたところで、今後の成長は見込めないと判断し、我が家では早々と退会しました。

長男はその後、自信を失い、自己肯定感が乏しい時期が続いていきます。

おわりに

YTJは非常に素晴らしいコンセプトに基づき活動を行っていることは間違いありません。

指導する講師も、人格的に非常に素晴らしい方でした。

しかし、レッスンに参加するお子さんが好きで向上心を持って取り組まないと、なかなかスキルは身に付いていかず、子供のストレスを蓄積してしまうだけで、残念ながら子供成長には繋がっていきません。

長男にとってYTJは黒歴史となってしまいましたが、好きな将棋やランニング教室で自信を取り戻し、今では自己肯定感が高まっています。

『進学くらぶ』の算数で難しい問題が解けた時も、大きな自信に繋がっていますね。

長々と記事にしましたが、私の記事を読んで、YTJに興味を持ったご家庭があり、お子さんが興味を示せば、素晴らしい習い事となることは言うまでもありません。

是非、説明会に参加してみてみることをお勧めします。

※長男が合格できたのは、【年中であったこと(最少年齢】【希少価値のある男子だったこと】だと思います。特別なスキルがあった訳ではないことを付け加えさせて頂きます。

子供の習い事は多種多様で本当にたくさんあります。

何に夢中になれるか分からないからこそ、成長に期待を込めて色々と体験させてみたくなりますね。

様々な体験を通じて、子供に合った夢中になれる習い事に早く巡り合えることが一番だと感じました。

そのためには、日頃から子供とコミュニケーションを図り、子供に合った習い事を選択してあげることが親の役目であるのかなと思います。

長くなりましたが、本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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