【将棋】数学的思考力を高める!(大会結果)

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大会結果

昨日、長男が参加しました『こども将棋大会C2級』の結果ですが、3勝2敗とい結果で、残念ながら入賞は果たせませんでした。

C2級は棋力6級以下の子供たちが参加対象となっていましたが、長男と同じ将棋教室に通う3級のお友達も参加していましたので、実際には長男を含めて5級以上の子供たちも多く参加していた大会だったと思います。

結果を振替えりますと、

初戦●(反則負け)

2回戦〇 3回戦〇

4回戦●

5回戦〇

という結果でした。

反則負けは数年前に『2歩』を打った時以来ですね。

今回の反則負けは自分の駒を誤って取ってしまうという何とも珍しい負け方。

普段の対局ではあり得ないようなことが、本番の大会では起きてしまうのも、久しぶりの大会で、尚且つ初戦ということで、長男なりに相当な緊張があったのでしょう。

将棋は悪手の一手により、形勢が逆転してしまうことが多々あり、終盤に差し掛かるに連れて、極度の緊張感を感じながら指していきます。

初戦から悔しい黒星スタートとなりました。

2戦目、3戦目は勝利し、迎えた4戦目。

30分を超える大熱戦の末に同学年の女子に敗れました。

悔しさの余りに、対局中にこらえていたものが込み上げてきて、私の前で静かに涙していました。

4戦目で長男に勝利した女子は4勝1敗で準優勝だったことを考えると、実力伯仲していた大会だったと思います。

帰宅してからも悔しさから一人部屋に籠って泣いていたようですが、寝る前に気を取り直し、早速、羽生善治先生の詰将棋と次の一手を入念に読んでいました。

おそらく、上位入賞していたら帰宅後は遊んで過ごしていたことでしょう。

この悔しさをバネにまた強くなれる機会を与えてくれたと思えば、今回の大会参加は大きな価値があったと思います。

初段を目指して頑張れ、長男!

将棋は棋道であり、日本文化である(三つの礼の儀式)

将棋は「棋道」と呼ばれ、剣道、柔道、茶道、華道と同様に「型」から入り、「心」を体得していく日本の文化です。

将棋では対局において、

①始まりの礼(お願いします)

②負けの宣言(負けました)

③終わりの礼(ありがとうございました)

といった『三つの礼』の儀式があります。

特に、自らの負けを認め、相手に宣言するという負けの宣言は子供にとって、とてもハードルの高いものであり、将棋特有の礼とも言えるでしょう。

昨日の大会でも、長男は負けの宣言を2回しました。

悔しくて今にでも泣き出したいところ、対局中は何とかこらえて、「負けました」と素直に相手に対して宣言しました。

対局中、どんなに有利に対局を進めていても、最終的に負けてしまえば、その負けを素直に受け入れていかなければなりませんので、負けを乗り越えることで精神的にも成長することができます。

将棋で鍛えられる『三つの力』とは

将棋を通して、

①集中力

小学生の集中が続く時間は45分と言われており、文部科学省が認定する小学校の授業はどこも45分となっています。将棋では、一つの対局が1時間を超えることもあり、将棋を通じて集中力が身に付きます。

②思考力

将棋では数学的な思考力が鍛えられます。プロ棋士の多くが理数系であることも有名な話であり、競技人口も男性の比率が大きいことが挙げられます。筋道を立てながら、3手、5手先を読んで指していき、一つ一つの対局で全ての集中力を注ぎ込んでいることを考えれば、相当な思考力が養われていることは間違いなさそうです。

③知的好奇心

子供にとって勉強は「やらされている感」が強く出ますが、将棋は子供が好きで取り組んでいるケースが殆どです。対局に負けたらもっと強くなりたいと思い、自発的に詰将棋の本を読んだりして勝ち方を学んでいきます。そういう意味では、自ら進んでやる気を持って学習する習慣が将棋を通して身に付いていきます。

習い事としての将棋はお勧めです!

小学校の入学式が終わり、習い事を検討しているご家庭も多いかと思います。

将棋教室は塾などの習い事に比べて、比較的安価(長男は月2回で1000円)なことが多く、将棋を通して、礼儀作法や社会的なルール、マナーを学ぶことが出来ます。

そして、楽しみながら自ら進んで思考力を高めていくことが出来ます。

将棋盤と駒さえあれば、追加で買い足すようなものはありませんし、お金が殆ど掛からないのも魅力だと思います。

ただし、習い事は無理強いしても、本人がやる気と興味を示さなければ伸びしろは少ないと思いますので、そこは要注意です。

将棋は素晴らしい習い事だと感じていますが、次男は長男よりも早い段階で将棋に慣れ親しみ、年長から将棋を指すことが出来ましたが、本人が負けるのが嫌で将棋はやりたくないと言っており、次男の将棋デビューは今も見送っている状況です。

センスはあるのですが、本人がやりたがらない以上、無理にやらせたところで成長しないのは目に見えているので、気長にやる気が乗ってくるのを待っている段階ですね。

もし、お子様が将棋に興味をお持ちであれば、習い事に『将棋』も選択肢の一つとして検討してみては如何でしょうか。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

将棋のルールは【くもん将棋】で簡単に覚えることができます。

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