はじめに
長男は年長2月(新1年生)から今までの約2年半にわたり、四谷大塚の通信講座『リトルくらぶ』に取り組んできました。
お陰様で学校の授業で躓くということは一度もありませんでした。
そして、毎日の国語と算数のワークが長男にとって朝のルーティーンとして、見事に習慣化を図ることに成功しました。
1,2年生でも分かりやすいジュニア予習シリーズ(メイン教材)で、通塾しなくても、自学自習を進めていくことが出来ました。
長男にとって学習の土台を築き上げてくれた『リトルくらぶ』
我が家の学習方針にピッタリと合っていて、この先も続けて行く予定でした。
3年生になり難易度が一気に上がる!
大手進学塾では、3年生から受験に向けた準備が始まります。
中学受験を意識した四谷大塚『リトルくらぶ』やZ会『中学受験コース』といった通信講座もその例外ではありません。
2年生までは添削問題を含めて全てのカリキュラムを順調に熟していた長男も、3年生に入り、遅れが出るようになって来ました。
現状をお伝えしますと、
○理科・社会は全く手をつけていない
○国語の予習シリーズを6月号からやっていない
○算数のチャレンジ問題を6月号からは飛ばしている
といった状況です。
日々の算数と国語のワーク、算数の応用問題、添削問題までは何とかやっていますが、重要科目である国語の予習シリーズまで手が回らなくなってきました。
これは、国語の予習シリーズが難しすぎるという単純な理由ではありません。
長文読解などは、取り組めばそれなりに解答できるかと思います。
しかし、それよりも重要な問題がモチベーションの低下です。
国語の予習シリーズでは、学年の壁を越えた漢字がバンバン出題されます。
読み方が分からなければ辞書を引くのも一苦労。
漢和辞典で対象の漢字を引くにも時間がかかる。
多くの時間を勉強に拘束されることで、国語の問題を解くのを嫌がるようになりました。
自学自習では、同じ境遇の友達もおらず、先生にやる気スイッチを押して貰うことも出来ないため、これ以上、無理にやらせても国語力の向上は見込めないと判断しました。
『リトルくらぶ』最大の欠点とは
『リトルくらぶ』の最大の欠点は、3年生になって初めて気が付きました。
それは、3年生から導入される【理科】【社会】が必須となっていることです。
この点、Z会では1科目から受講が可能となっているため、理科と社会を切り捨てることが可能です。
確かに全科目満遍なく勉強することはとても大切なことです。
御三家とよばれる名門校も4科目受験です。
しかし、国語も消化しきれていない状況で、理科、社会に無理して取り組む必要があるのだろうか、3、4年生までの理科や社会に関しては勉強という枠組みではなく、実体験を通じて知的好奇心を養うことの方が大切なのではないだろうかという疑問が生じました。
『リトルくらぶ』も1科目からの受講ができれば良かったのですが残念です。
『リトルくらぶ』は7月号で解約します
通信講座を受講するからには、与えられた教材を徹底活用しなければ意味がありません。
中学受験までのカリキュラムを全て『リトルくらぶ』に委ねているにも関わらず、カリキュラムが消化できていないとなると、残念ながら、この先も続けていくのは厳しいと判断しました。
一度遅れを取り始めるとなかなか元の位置取りまで戻すのは難しいはずです。
これは、マラソンでも言えることです。
『リトルくらぶ』の難易度はこの先もどんどんペースアップしていくことでしょう。
無理に突っ走ってハイペースに付いていくことは賢いやり方とは思えません。
長男にとって走りやすい環境を作り上げるためにも、ここは一度、『リトルくらぶ』を解約して、学習の立て直しを図りたいと思います。
次回は、今後の学習方針について記事にしていきたいと思います。
四谷大塚通信講座『リトルくらぶ』の学習記録を楽しみにして頂いていた方には、結果に答えられずにごめんなさい。
タイトルも変えていかないとですね。
しかし、通信講座を活用した自学自習のスタイルは今後も変わりありません。
次回も宜しくお願いします。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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