- 【リトルくらぶ】1年生~3年生(低学年向け)
- 【進学くらぶ】4年生~6年生(高学年向け)
の2つに分かれています。
中学受験で通塾する子供たちは、【進学くらぶ】へと切り替わる新4年生のタイミングで入塾されるケースが最も多いかと思います。
しかし、【リトルくらぶ】のカリキュラムを3年間、学習することが出来た子供たちであれば、そのまま【進学くらぶ】に移行し、通信講座だけで中学受験を乗り切ることが十分可能だと思います。
しかし、受験する中学によっては、通塾が適している場合もあります。
一生に一度の中学受験ですから、少しでも偏差値の高い中学校を目指すのであれば、学校ごとに対策を取ってくれる通塾の方が良いかもしれません。
通信講座は、通塾とは異なり、受験情報は殆ど入ってきません。
子供のモチベーションを上げる先生からのコーチングもありません。
通信講座でも、問題で分からないところや、勉強方法のアドバイスを聞きたい場合には、メール等で質問できる機会が用意されていますが、実際にこのようなサービスを使うかというと、我が家では殆ど利用していません。
問い合わせするにしても、文章を入力して質問するため、相手に伝わりやすいように書き方を考えるだけで、時間と労力を使います。
しかし、【リトルくらぶ】が終了するまでに、きちんと毎日の学習習慣が整っていれば、【進学くらぶ】だけの受講でも十分中学受験に挑むことは可能だと考えます。
これは、我が家が四谷大塚の通信講座を4年間受講してみての率直な感想で、それだけ【進学くらぶ】の質は非常に高く、学習量も適量だと考えるからです。
我が家では、国語の学習は、読書に重点を置くことを理由に、『漢字とことば』以外の長文読解等は学習計画から外しています。
正直なところ、時間的余裕が無くて、国語の学習時間まで確保出来ていないのが実情です。
『高速基礎マスター』という四谷大塚受講生のために与えられた優良アプリも、2学期以降は殆ど活用が出来ていません。
理科・社会の演習問題集も全ての問題に手を付けている訳ではありません。
市販教材等の補助教材も4年生からは一切購入していません。
そんな長男であっても、偏差値55前後で乗り切っています。
つまり、四谷大塚から与えられた教材とコンテンツを全て活用することが出来れば、偏差値60を超えてくることも十分可能だと思います。
他の習い事との兼ね合いもあり、フル活用が出来ていないのは親の責任でもあるのですが、あまり時間に追われた日々を過ごすのも親子でストレスを抱えるだけなので、5年生もこのペースのままで良いのかなと思っています。
通信講座だけで中学受験を挑む場合、最も大切に感じることは、【リトルくらぶ】で学習の習慣を図ることだと思います。
次に、【リトルくらぶ】の算数をしっかり理解しておくことが重要です。
特に3年生の算数は非常に難しく感じると思います。
応用問題まで理解をする必要はありません。
例題、基本問題がしっかり理解できていれば算数は平均点が取れます。
練習問題まで理解が出来れば算数が得点源になります。
【進学くらぶ】に移行してからは、国語の読解問題を全くやっていない長男ですが、【リトルくらぶ】までは国語もしっかりやらせていました。
このお陰で、長文読解がテストに登場しても、動じなくなりました。
3年生の国語でも、月例テストで長文読解は出てきます。
4年生以降は、読み解くスピードが問われるため、【リトルくらぶ】の受講期間中に長文読解に慣れていおくことをおススメします。
理科・社会の学習は4年生から本格的に始まります。
3年生でも理科と社会の予習シリーズがありますが、我が家では殆ど手を付けていません。
4年生の前半は理科と社会の点数の低さに唖然としましたが、軌道に乗ってくれば点数は一気に伸びてくるはずです。
【リトルくらぶ】では、算数と国語をに比重を置くことが大切です。
今回は、「通信講座だけで中学受験を乗り切ることが可能であるか」ということについて記事にしてみました。
我が家も、まだ受験の道半ばであるため、結論までには至りません。
しかし、少なくとも言えることは、現状の長男を見ていて、今まで四谷大塚の通信講座を受講してきて本当に良かったと思えることです。
そのくらい、四谷大塚の通信講座のカリキュラムは中学受験までのレールをしっかりと引いてくれていて、授業動画も本当に分かりやすい。
あれこれ手を広げずに、四谷大塚の教材だけを信じて、カリキュラムに合わせて学習を進めていけば、相当な力が付くはずだと確信しています。
これから、小学生の通信講座をご検討されている方の参考になれば幸いです。
次回は、通塾と比べて、通信講座に最も優位性がある費用(受講料)に関して、記事にしていきたいと思います。
コメント