はじめに
明日から四谷大塚通信講座『進学くらぶ』の受講が始まります。
当ブログも装い新たにタイトルを一部変更しました。
今まで受講してきた『リトルくらぶ』から更にボリュームが増えること必至の『進学くらぶ』について、我が家ではどのようにカリキュラムを進めていくか、戦略を練りましたので記事にしていきたいと思います。
『進学くらぶ』のカリキュラムをピックアップ!
- 予習ナビの視聴(算数、国語、理科、社会)
- 復習ナビの視聴(算数、国語)
- 問題演習(算数、国語、理科、社会)
- 週テスト(算数、国語)※毎週
- 組分けテスト(算数、国語、理科、社会)※5週間に1回
- 復習ナビ(算数、国語)
- 高速基礎マスター
- 計算、漢字とことば
最重要は【各種テスト】!
テストは最も学力の向上が見込める演習問題だと考えています。
テストでは集中力と緊張感を高めた中で、脳は学んだ知識を呼び起こし、それらの知識を組み合わせて問題を解くために、脳は最大限に思考を巡らせます。
この状態になると、脳内で知識が整理され、思考力が養われるため、学習の効率が最も上がるはずです。
そう考えると、長男が最も集中できる時間帯に受験させるべきと考えます。
テストは土曜日の正午から配信されるということで、『進学くらぶ』の受講生は最短で土曜日の午後から受験が可能となります。
我が家では、休日の午後に学習する習慣が今までありませんでしたし、土曜日の午後は月2回、将棋教室があります。
こんな状況で、2月から土曜日の午後にテストを受験することになったとしても、長男のモチベーションはだだ下がりであることが目に見えています。
最も脳が冴え渡る時間帯、それは休日の午前中です。
我が家では、『進学くらぶ』で最も重要なカリキュラムである各種テストを【日曜日の午前中】に受験させることに決めました。
【復習ナビ】で得られた知識を完全習得!
【日曜日の午前中】に受験した各種テストの記憶が新しいうちに、問題の復習をすることで理解度が定着します。
復習ナビでは間違えた問題の復習だけでなく、同じ単元の別問題にもチャレンジできるため、テストで間違えた問題(苦手とする問題)の理解を確実なものにします。
弱点を早期に克服することで、知識が曖昧なまま次の単元に進むということを防いでくれる訳ですね。
四谷大塚のシステムは本当によく考えられているなと感心します。
『各種テスト』と『復習ナビ』はセットとして捉えるべきだと思いますので、その重要度は極めて高いと考えます。
そうなると、復習ナビは【土曜日の午前中】に取り組むことがベストだと判断しました。
中学受験の最重要科目は算数である!
中学受験の最重要科目は、各学校で配点が高く、差が付きやすい科目である算数であると考えています。
最近は、算数特化入試を導入する学校が増えるなど、算数の重要性は年々増すばかりです。
算数の予習ナビは他の科目に優先して予習ナビを視聴する必要があります。
算数の予習ナビは60分×2コマ(120分)あります。
我が家では、週テスト日はテスト時間が1時間半であるため、テスト終了後(日曜日の午前中)に予習ナビを前半を視聴するようにしたいと思います。
そして、後半は習い事がない火曜日、水曜日、金曜日のいずれかで受講させたいところですが、4年生からは学校の授業時間が伸びるため、慣れるまで正直きついかもしれません。
また、予習ナビの視聴だけでなく、問題演習もやらなければなりません。
優先順位として、火曜日に予習ナビ後半を視聴、もし出来なければ水曜日に視聴させ、どんなに遅くても水曜日までには算数の予習ナビを完了させられるように取り組みたいと思います。
国語よりも【理科】の学習を優先させます!
国語の予習ナビも算数と同様に60×2コマ(120分)あります。
受験における立ち位置としては、国語は算数の次に重要視されている科目ですが、我が家では国語よりも理科に力を注ぎたいと思います。
理科は、得意不得意がはっきりと結果として表れる科目です。
苦手意識を持つと、弱点克服に時間を要する危険性が潜んでいるため、4年生からしっかりと学ばせたいと考えます。
先日届いた予習シリーズ理科4年(上)で最初に学習する単元は磁石です。
いきなり重要単元からスタートですね。
4年生のカリキュラムですので、丁寧に基礎を教えて頂けると思いますので、予習ナビを視聴させて理解力を深めさせたいと思います。
理科の予習ナビは水曜日(算数が遅れている場合には金曜日)に視聴させたいと思います。
国語は漢字、語彙力、文法に重点を当てる
国語の長文読解については、予習ナビを視聴していなくても問題に取り組むことは可能です。逆に、漢字や語彙力、文法は知らないと解けない問題が多いため、後述する高速基礎マスターを活用して強化していきたいと思います。
今のとこ、国語の視聴ナビは余裕があれば視聴するといったところでしょうか。
社会は予習シリーズの読み込みとクイズ形式で乗り切る!
小学校の社会は、大人からすると一般常識です。
学んでいる単元を会話の中でクイズ形式で出題してあげるだけで、当面の間は大丈夫かなと考えています。
例えば、予習シリーズ社会の要点チェックに一問一答式の問題があります。
要点チェックは単元の重要項目ですから、この問題を利用して「一度使い終わった缶や瓶などを、原料に戻して、工場で別のものに作り替えることを何というでしょう?」と親がクイズを出す感じです。※正解はリサイクル
日本の歴史と世界の歴史は学習まんがシリーズを揃えているので、漫画を通じて興味を持ってくれれば、今の段階では良しとします。
予習ナビの視聴は、長期休暇中など余裕がある時にまとめて見ることを検討してみます。
【計算】【漢字とことば】は毎朝の学習に!
【計算】【漢字とことば】は、『リトルくらぶ』のホームワークに替わる教材として、毎朝やる習慣にしたいと思います。
【計算】はテキストを見ると日々やることが明確化しているので、取り組みやすそうですが、【漢字とことば】はやり方に工夫が必要となりそうです。
1週間に覚える漢字は10個と明確になっているので、まずは週で取り上げられている「漢字と慣用句、ことわざ、四字熟語」を週の前半に覚える。
そして、後半に「確認問題」と「練習問題」に取り組む形で進めていきたいと思います。
前半の漢字と慣用句等を覚えるというのが漠然としていて、やりにくいですね。
【高速基礎マスター】は徹底活用します!
【高速基礎マスター】については、他のブログやコミュニティサイトを拝見すると賛否両論あるようですが、我が家では徹底活用します。
四谷大塚総合案内を読み解くと、今まで培ってきた中学受験の実績をもとに四谷大塚が総力をあげて開発したプログラムであることが伺えます。
総合案内が手元に無い方のために、一部抜粋してご紹介します。
第一志望校に合格するためには、基礎学力の定着と強化は欠かせません。四谷大塚では、Webコンテンツ「高速基礎マスター」で、毎日の基礎基本のトレーニング学習を徹底的に行っています。語彙力や計算力といった基礎基本にも、基礎の基礎から、標準レベル、応用レベルがあるので、お子様に無理なくステップアップできるように細かくレベルを分けてあります。できるだけ4年生のうちに基礎の基礎にあたる「国語力5000」「計算力2000」の完全修得を目指しましょう。この完全修得が学力を大きく押し上げる推進力になります。
多くの基礎知識を制限時間の中で判断することによって、脳の知識を記憶する力(インプット)、思い起こす力(アウトプット)を高めることができる。
わからない知識、間違えた問題だけを繰り返し学習することで、短期間で無駄のない知識の修得が実現できる。
短時間、毎日継続することで、基礎学力を完成させることができる。
【高速基礎マスター】を徹底活用することが出来れば、基礎学力の定着と強化に大きな効果をもたらすことが期待できますね。
先に記載した【計算】【漢字とことば】と並行してこちらも朝に取り組ませたいところです。しかし、朝は時間的制約があるため、毎日、コツコツと空いた時間に進めていけるように取り組んでいきたいと思います。
おわりに
最後に、我が家が立てた『進学くらぶ』の1週間の学習計画を載せておきます。
日曜日(午前)【各種テスト】【予習ナビ(算数)】
月〜金曜日(朝)【計算】【漢字とことば】
月曜日(下校後)算盤が終わって余裕があれば【予習シリーズ(国語)】
火曜日、水曜日の下校後【予習ナビ(算数)、問題演習(算数)】
木曜日 ※ランニング教室のため『進学くらぶ』はお休み
金曜日(下校後)【予習ナビ(理科)、問題演習(理科)】
土曜日(午前)【復習ナビ】
毎日取り組むもの【高速基礎マスター】
時間に余裕があるとき【予習ナビ(国語)】
長期休暇【予習ナビ(社会)】
今までは予習ナビを視聴しながら問題演習を行っていましたが、動画だけで一コマ60分となると分かる問題は飛ばしながら進めていかないと、予習ナビと問題演習で多くの時間を費やすことになるかもしれません。
そうなると平日は思うように学習が進められなくなる可能性があります。
実際に『進学くらぶ』の受講が始まれば、学習計画が変更になる可能性が予想されます。
長男にとって一番やりやすい計画を早く見つけ出し提案していくことが大切ですね。
本日は、明日からスタートする『進学くらぶ』の学習の進め方(戦略)について、記事にしました。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
コメント