はじめに
ブログの更新が滞ってしまい、9月になってしまいました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、今年の夏休みは変則的で長男の小学校も例年より2週間早くスタートしました。
そんな中で、Z会は通信講座ということもあり、コロナの影響を全く受けないカリキュラムで8月は無事に課題を終えることが出来ました。
今日は、Z会中学受験コースを1ヶ月受講してみての感想を辛口に記事にしていきたいと思います。
カリキュラムについて
小学校の先取りとなっております。
また、今まで受講していた四谷大塚の通信講座『リトルくらぶ』とは異なるカリキュラムであるため、最初の単元から未学習の『億と兆』についての学習となりました。
初見の学習を嫌がる長男は早くも弱音をあげていました。
いきなり未学習分野からのスタートというこで、面を食らってしまった感じですね。
決して、スムーズに学習に入れた訳ではありませんでしたが、8月は四捨五入など重要な単元も含まれており、長男のやる気スイッチを押しながら何とかカリキュラムを終えることが出来ました。
難易度とボリューム
まだ8月の学習を終えたばかりですが、難易度は『リトルくらぶ』に比べると【簡単】な印象でした。
『リトルくらぶ』では、例題→練習問題→応用問題→チャレンジ問題のステップアップ方式でしたが、Z会では【例題→練習問題】しかありません。
1単元当たりのページ数も【例題2ページ+練習問題2ページ】の合計4ページですから、演習量も少なくなっています。
『リトルくらぶ』では、1単元当たり3時間程度の時間を要していたのですが、Z会では1時間弱で終わります。
我が家では算数しか受講していないので、物足りない感じがありますね。
テキストと動画について
テキストは地味です。
子供の好奇心を擽るような工夫は残念ながらありません。
動画についても、淡々と説明が進んでいく感じで、小学生の好奇心を引き出すような授業には思えませんでした。
その点、『リトルくらぶ』の予習ナビは素晴らしかったです。
コロナウイルスの感染拡大が広がり、予習ナビの先生が算数、国語とも非常に分かりやすい授業を展開する先生に切り替わりました。
まさに、子供たちが先生の目の前にいるような授業であり、授業時間は長いものの、途中で気が散ったり、眠くならないような工夫が随所に見受けられました。
逆にZ会では、問題に対する説明が淡々と進んでいるため、動画の授業時間はリトルに比べて短縮されているため、勉強ができる子にとっては時間効率の観点から良いのかなと思います。
また、全ての練習問題に動画解説が付いているのも良いかと思います。
間違った問題だけを動画で確認すれば良いので、効率良く学習を進めることが出来ます。
iPadによる学習
Z会ではiPadで授業を動画視聴するほか、ドリルをiPadで解いていきます。
8月のドリルは10日分で、問題数も1日5問でした。
1日10分程度で終わってしまう分量ですので、負担は少ないでしょう。
添削問題
Z会では1ヶ月に1回提出する添削問題があります。
『リトルくらぶ』でも算数と国語を複合した添削問題がありましたが、Z会の添削問題は、『リトルくらぶ』の月例テストの位置づけと捉えて頂けたらと思います。
提出方法は郵送と画像をアップロードして提出するポストZの2パターンです。
ポストZはスマホで添削問題の解答用紙を写真撮影し、提出するだけなので、切手を貼り、封筒に入れて、ポストに投函するという手間が省けます。
『リトルくらぶ』では、添削問題を解いたあとしばらく放置ということもあって、切手貼りとポスト投函が億劫だったのですが、このシステムは簡単便利で良いなと思いました。
8月号を終えての感想
我が家では算数の単科受講のため、勉強に対する負担は大きく軽減されました。
しかし、親としては不安でもあります。
まず、算数の演習量が『リトルくらぶ』に比べてだいぶ少ないことです。
1科目受講で1ヶ月3366円(12ヶ月払い)の受講費と考えると、テキストのボリュームに物足りなさがあると言わざるを得ません。
テキストと動画が地味なため、今後、問題の難易度が上がった時に子供のモチベーションが続くかも不安なところです。
今のところ、問題の難易度は『リトルくらぶ』に比べて易しいので、様子を見つつ進めて行く形になりそうです。
Z会『中学受験コース』だけでは正直なところ物足りない感じです。
通信だけでなく、ドリル等の副教材が必要となるとことが残念なところですね。
『リトルくらぶ』に算数だけの単科受講が可能であれば、この問題も解決できるのですが、この先どのように学習を進めていくべきか悩むところです。
本日は8月から受講を開始したZ会『中学受験コース』の感想を記事にしてみました。
今まで受講していた四谷大塚の通信講座『リトルくらぶ』が素晴らしかったため、モヤモヤとした感想となりました。
しかし、Z会のカリキュラムをしっかり熟せれば中学受験に十分対応できるということですので、Z会を信じて学習を進めていくしかないですね。
まずは、11月の全国統一小学生テストが目標に据えて頑張ります。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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