第2位 ランニング教室
ランニング教室は、長男が1年生から、次男は年長から通っています。
受講費は月7000円(60分×4)と習い事としては平均的です。
運動系の習い事といえば、男の子であればサッカー、野球、スイミングが人気となるところかと思いますが、我が家ではランニング教室を選びました。
長男はは、年長までスイミングスクールに通っていたお陰で、心肺機能が鍛えられたのか、幼稚園のマラソン大会で2位になりました。
これがきっかけで、得意なものは伸ばしてみようということで、低学年でも気軽に始められることや、自宅から徒歩15分圏内という通いやすさからランニング教室への入会を決めました。
子供たちが通っているランニング教室では、まず低学年の間に正しい姿勢で走ることを学びます。正しい走り方を習得することにより、バランスの良い身体づくりを促進し、将来のパフォーマンスの向上やスポーツ障害への予防にも繋がっていく訳ですね。
また、数か月に1回、希望者は陸上競技場を貸し切って記録会に参加出来たり、地域のマラソン大会、夏休みと冬休みに企画されるイベントにエントリーすることも出来ます。
ランニング教室の一番のメリットは、子供たちが目標を持って取り組めることですね。
陸上競技は野球やサッカーとは異なり、個人競技です。
つまり、記録との闘いをしていく訳です。陸上や水泳の大会で優勝したにも関わらず、表彰台で悔し涙を浮かべている選手がいるのは、結果よりも記録を意識しているからです。
順位で1番になることも大切ですが、常に、パーソナルベスト(自己記録)を更新することを目標に日々の練習を積み重ねてきているので、要は己との闘いということになります。
成長過程において、タイムが伸び悩むこともあると思いますが、そういったスランプを自分自身で乗り越えていくこと、努力することの大切さを学べるのがランニング教室です。
自己ベストを更新することを目標として、子供たちは頑張っています。
その姿を見ていると、ランニング教室は素晴らしい習い事であると実感できます。
そして、もう一つ、我が家が通っているランニング教室は指導者が人間的に素晴らしいのも安心して長く続けさせることが出来る理由です。
子供の個性を最大限に引き出して、褒めて伸ばすことでモチベーションも上げていく。
コーチング技術に本当に長けているなと感じていて、ランニング教室は中学受験と並行させてでも続けさせたいと考えている習い事です。
第1位 将棋教室
将棋教室は、長男が1年生から、そして次男も今月から正式に通うことになりました。
会費は月1000円(150分×2)と習い事としては破格です。
将棋教室の相場は教室によって様々ですが、例えば日本将棋連盟直轄のこども将棋スクールでは月7000円(120分×2)となります。
直轄では、現役のプロ棋士から直接指導が受けられるので、この受講費は妥当なところでしょう。
我が家がお世話になっている将棋教室は、元中学校の校長先生が開校したもので、営利目的ではなく、日本の伝統文化を子供たちに伝承することで、将棋の普及発展を図るといった意味合いが強いため、会費が1000円に抑えられているのだと思います。
教室は公共施設を利用しているため、施設代が会費から支払われていることから、実質、無料でやって下さっており、師匠には感謝の言葉しか見当たりません。
我が家が通う将棋教室のように日本将棋連盟から認定されたアマチュア指導者も将棋の世界ではたくさんいます。(むしろ、(元)プロ棋士から直接指導が受けられる教室の方が珍しいかもしれません。)
強くなるには、指導力が重要となるため、正直なところ、プロもアマチュアも関係無いかと思います。将棋教室を選ぶ際には、指導者となる師匠の人間性を重視して選ぶことが大切かなと思います。
過去の記事でもお伝えしましたが、将棋は人間形成に必要な
- 考える力
- 先を読む力
- 集中力
- 礼儀作法
を学んでいきます。
将棋は『頭脳の格闘技』と呼ばれることがありますが、これは一つの対局で長時間に亘って考え抜いて駒を指していき、最後に相手の「負けました」で決着がつくわけです。
一つの対局は長いと1時間に及ぶこともあります。
小学生にとって、1時間考え抜くことは相当な集中力が必要とされるわけで、相手の手筋を読みながら神経を研ぎ澄ませます。
考える力と集中力によって、右脳(図形的認知能力)と左脳(論理的思考力)でフル回転で活用させ、更に前頭葉で戦略的思考を養っているわけです。
私も、子供と将棋を指すことがある訳ですが、対局が終えた後には、ぐったりとした疲れに襲われます。子供にあと1回とせがまれますが、神経が付いていけません。
将棋で培われている集中力は素晴らしいものがあると思います。
また、将棋では精神面も鍛えられます。
将棋は先にもお伝えしたように、「負けました」で決着がつくわけですが、この「負けました」は己の負けを認めることで発せられる言葉であり、勇気のいる言葉です。
対局で負けた悔しさを晴らすには、将棋で勝つしかないわけですから、「気持ちの切り替え」「負けん気」が同時に身に付いていきます。
長男は、現在四谷大塚通信講座『進学くらぶ』で学習を進めていますが、テストの時の集中力は将棋で身に付いた力といえると確信しています。
また、幼稚園まで悪かった姿勢もだいぶ良くなりました。
将棋は長い時間、同じ姿勢で対局をしなければなりませんから、これも将棋のお陰と言えるかもしれません。
今月から次男も将棋教室に通います。
次男は、長男の影響で年中から駒の動かし方や基本的な詰将棋はマスターしていました。
しかし、将棋教室では負けるのが目に見えていると思っているようで、興味はあるものの将棋教室に通うことは敬遠していました。
それが、先月、突然「将棋をやりたい」と言い出し、今月から通うこととなりました。
本人がやる気になった時が、最も伸びる時ですから今後の成長に期待したいところです。
おわりに
ランキングを振り返って、我が家では4つの習い事をやっておりますが、全て長男が1年生から続けているものです。
順位はつけましたが、どれも魅力的な習い事であり、子供の成長に効果的なものであると感じています。
本日、取り上げた1位の将棋教室と2位のランニング教室は本当に僅差です。
日々、成長していく子供たちの姿を見ていると、将棋教室とランニング教室で培われた人間教育がきちんと身に付いているなと感じています。
習い事にはお金が確かに掛かりますが、子供に個性・性格にあったもので、良い指導者に恵まれることが出来れば、子供の成長にプラスになることは間違いありません。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
コメント