地域の防災訓練に参加してみました。
昨日、森林公園で一日遊んだので、今日は地域の防災訓練に参加してみました。
今日もお出掛け日和ということもあり、参加者はお年寄りばかりでした。
子連れは2組だけで、参加人数は20名程といったところでしょうか。
近所の消防署から消防士さんから、防災について大変役立つお話を聞いてきましたので、記事にしておきたいと思います。
消化器訓練
参加者全員が消化器訓練に参加しました。
「火事だ!」
「どなたか119番通報をお願いします!」
「消化器を持ってきて下さい!」
の掛け声に続いて、消化器訓練スタート!
照れ屋な長男は、大きな声で言えず、もそもそ声でやってましたが、
ピンを外して、ホースを持って、レバーを握って噴射!
消化器の使い方については習得できた様子です。
次男も主人と一緒にやらせてもらいましたが、楽しかったようです。
一般住宅で消化器を備え付けているご家庭は少ないですが、いざという時に、すぐに使えるように消化器の使い方を覚えておくことは、備えあれば憂いなしですね。
通報訓練
実際、火事が発生したら慌ててしまって落ち着いて話せないかもしれません。
最低限、知っておくべきことは、火災の発生場所をキチンと伝えること。
長男に自宅の住所が言えるか聞いてみたところ、答えられていたので一安心。
それから、火災現場は煙で室内の様子が分かりにくくなることから、
『自宅の2階風呂場に子供が取り残されています』
等と具体的に説明すると優先的に風呂場への救助に当たりやすいそうです。
慌ていても、通報は簡潔明瞭が大切ですね。
また、我が家も子供の為に固定電話を引いているのですが、有線の固定電話は通報中に煙や炎が押し寄せた時に逃げ場を失う危険性があるとのことでした。
携帯電話のようなワイヤレス電話で外にまず避難してから通報するのが良いそうです。
色々と勉強になります。
煙体験
火災の死因で一番多いのが、煙を吸い込んで意識を失う一酸化中毒によるものです。
煙は天井から舞い降りてくるので、姿勢を低くして非難することが大切です。
煙で視界が完全に閉ざされるので、左手又は右手で壁を伝いながら、避難口を探すと良いとのことでした。
AEDの使い方と心臓マッサージの正しいやり方
AEDは、開けると案内音声が流れるので、基本的には音声に従って使用すれば使えます。
ただし、一つポイントがあって、AEDの取り付けに注意すること。
心臓を挟むように2枚の本体を取り付けることが大切です。
本体が触れ合うとAEDの機能が得られないため、体が小さいお子さんで、AED が触れ合ってしまうような場合には、心臓を挟めれば良いので、一枚は背中側に取り付けるのが良いとのことでした。
お店で意識を失った人を目撃した場合、AEDが直ちに使用できれば、人の命を救うことにも繋がりますね。
そして、もう一つ大切なことが心臓マッサージ、いわゆる胸骨圧迫です。
心臓が止まり、呼吸もしていない。
この状態が2分間続けば、仮に助かったとしても脳に重い障害が残ります。
そこで、心臓マッサージです。
通常、息を止めていても心臓が動いていれば酸素は送り続けられます。
しかし、もし心臓が止まっていたら、酸素は完全に途絶えます。
AEDが近くの店にあるかもしれない、そんな状況であっても、心臓マッサージが人命救助のための最優先の措置です。
救急隊が到着するまでの間、1分間に約100回の心臓マッサージを行うこと。
これで、人の命が救えるかもしれません。
家族で正しい心臓マッサージのやり方を、消防士さんから教わってきました。
まとめ
以上が防災訓練に参加してみての感想です。
あまりブログとしては面白みのない内容ですが、子供たちにとって
『生きていく上で知っおくと役立つこと』
を教える意味で、防災訓練は良い経験になったのではないかと思います。
中学受験に対しても、『備えあれば憂いなし』で挑みたいですね!
今のところ、備えをする程、余裕がないのが実情ですが (笑)
それでは、本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!
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