はじめに
長男は、四谷大塚通信講座『リトルくらぶ』で1年生から3年生まで学習しました。
そんな『リトルくらぶ』も今月末で卒業することになります。
先週受験した【組分けテスト】では、初めて偏差値60を超えることが出来ました。
『リトルくらぶ』の集大成とも言えるテストで、結果を出せたことは長男にとっても大きな自信に繋がったと思います。
中学受験までの長い道のりを考えれば、まだまだスタートラインといったところでしょうが、良いスタートを切ることができそうです。
そこで、本日は3年間『リトルくらぶ』を取り組んだ長男の学習法を皆さんにご紹介したいと思います。
前置きしますが、私達夫婦(私・専門卒、夫・中堅私大)の遺伝子を引き継ぐ長男ということで、決して恵まれた才能がある訳ではないことをお伝えしておきます。
ごく平凡な頭脳を持った子供であっても、『リトルくらぶ』のカリキュラムを愚直に取り組んで行けば、通信講座であっても学力が身に付くことを知って頂けたらと思います。
ホームワークは必ず毎朝やる習慣をつける!
低学年のうちに身に着けておきたいことは、勉強の習慣化だと思います。
『リトルくらぶ』のホームワークは朝の学習に最適な分量です。
我が家では、算数と国語のホームワークは必ず毎日やっていました。
特に算数については、月が変わっても問題が反復して出題されるため、忘れかけていた問題に再度触れることが出来ます。
ホームワークには日付が振られています。
体調を崩したり、旅行等で数日ためてしまうことも何度かありましたが、遅れが出始めた時は活を入れて必ずやらせるようにしました。
『リトルくらぶ』のハンドブック(最初に配られる講座案内)には、『予習シリーズ』の方を重要視しておりますが、私は『ホームワーク』は学習の習慣化を図る上で重要な意味を持つ教材だと思います。
また、予習シリーズに比べると問題は易しめであるため、日々のワークに取り組むことで、基礎力は完成されます。
予習シリーズ3年生(算数)は練習問題までを完璧にしておく!
3年生から予習シリーズのボリュームが一気に増します。
3年生の予習シリーズでは、例題(基本問題)⇒練習問題⇒応用問題⇒チャレンジ問題と少しずつ難易度が高くなるスモールステップ方式で構成されております。
「練習問題」は、予習ナビで学習のポイントをおさえていれば出来る問題です。
どの単元であっても「練習問題」が確実に解けるようになっていれば、基礎力は十分養われているはずですので、月例テスト等の各種テストでも平均点を取ることは十分可能です。
まずは、練習問題を確実に解けるようにし、余裕があれば応用問題、チャレンジ問題へとステップアップしていくやり方が良いと思います。
受講案内にも、「チャレンジ問題」はとても難易度の高い問題ですので、取り組むことを強制してしまうとモチベーションの低下にも繋がるため、決して無理強いしないようにと注意喚起されています。
難易度の高い問題を解くよりも、まずは練習問題を完璧に解けるようにしましょう。
これだけでも、しっかりと力が付きます。
小学校の授業よりもハイペースで学習が進んでいくことを考えれば、慌てずに基礎を固めることに力を注ぎましょう。
添削問題は全て提出した長男!
添削問題に提出期限はありませんが、毎月提出することで得られるボーナスポイントをゲットするため、長男は全ての添削問題を提出しました。
ハンドブック(受講案内)には、「添削問題は1ヶ月のまとめに」と記載されておりましたが、『ホームワーク』や『予習シリーズ』に比べると重要度は低いため、余裕があれば取り組むのが良いかと思いますが、月末課題の習慣づけという意味ではやらせる価値はあるかと思います。
また、毎月提出する添削問題の中でには「作文添削」も含まれます。
原稿用紙の使い方を中心に書いた作文を添削してくれます。
『リトルくらぶ』の入会を決めた理由の一つとして「作文添削」も含まれていたのですが、作文添削はオマケ程度と考えておいた方が良いでしょう。
毎月、解答と解説(父母用指導書)のトップページに【リトルくらぶ作文教室】が載せられています。
読むととても参考になる内容なのですが、我が家では殆ど読まずに終了しています。
補助教材はハイレベ漢字だけで十分!
低学年のうちに漢字はしっかりと書けるようになっていた方が良いと思います。
我が家では、長期休暇の際に「ハイレベ100漢字」を活用しました。
ハイレベ100漢字は難しいですが、やればやっただけの力が付きます。
ハイレベ100漢字1〜3年までを解けるようになるまで繰り返しやれば、漢字だけでなく、相当な語彙力がつくと思います。
ハイレベ以外の補助教材は不要でした。
『リトルくらぶ』のカリキュラムは、中学受験大手進学塾の実績をもとに、大変良く練られております。
教材を信じて、ホームワークと予習シリーズを完璧に熟した方が良いと考えました。
アマゾンやブログ等の口コミを頼りに、新しい参考書・問題集に手を広げる必要は無いかなと思います。
子供の能力の個人差は千差万別ですから、テキストに合う合わないがありますからね。
『リトルくらぶ』の「ホームワーク」と「予習シリーズ」を信じて、愚直に取り組むのがベストだと思います。
ただ、ドラえもんの「学習シリーズ」は息抜きとして役に立ちました。
四字熟語やことわざ等の覚えるのが大変な単元は、楽しく学べる「学習シリーズ」はオススメです。
低学年の読書は大切です!
読解力を身につけるには読書が一番です。
読書を通じて活字に慣れれば、長文読解も苦にならなくなると思います。
子供が興味を持ちそうだと思う本を親が買い与えてあげるのが良いでしょう。
長男は「ダレン・シャン」「ハリーポッター」といった絵が殆どない活字だけの本を3年生で読めるようになったため、本を読むスピードが格段に早くなりました。
そのため、長文読解問題に対する対策というのは、特にしていません。
それでも、国語の学習は程々に算数に力を注ぐことができたのは、読書のお陰です。
学習のボリュームが増える前に、低学年のうちに読書習慣をつけることをオススメします。
おわりに
本日は、小学1〜3年生までの長男の学習法について記事にしました。
四谷大塚通信講座『リトルくらぶ』は、低学年のうちから中学受験を意識した素晴らしい通信講座です。
実際に四谷大塚に通塾されているお子さんと同じ教材で学習できるため、きちんと熟すことが出来れば確実に力が付いてくるはずです。
また、低学年で最も大切なことは、学習の習慣化と基本問題を確実に解けるようにしておくことだと思います。
我が家では、その日にやるべきホームワークが終わってない時には活を入れていましたが、テストの結果が悪いことで叱るということはありませんでした。
テストは、今後やるべき課題を教えてくれる絶好機会と捉えて、悪い成績もプラスに捉えて取り組ませていました。
低学年のうちは、精神力も未熟であるため、寛大な心で親が勉強を見守る程度で十分かなと思います。
長くなりましたが、これから『リトルくらぶ』を受講される方、現在受講中の方、そして検討中の方に少しでも参考になればと思い、我が家の学習法を記事にしました。
少しでもお役立ちになれば幸いです。
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