はじめに
6月28日(日)実施の全国統一小学生テストの自己採点が終わりました。
問題を見てまず感じたのが、算数の図形問題多い!
図形問題が多いということは、『難化』である傾向が強いです。
国語に関しては、漢字の書き取りが無く、全ての問題が選択式となったことで、取り組みやすくなったと言えそうです。
それでは、主人がテストの自己採点を実施した結果をお伝えしたいと思います。
算数はやや難化か!?
長男の自己採点結果は81点
◎大問1(計算問題)24点(5問中4問正解)
不正解だった(4)は単純な計算ミス。
◎大問2(文章問題)30点(5問中5問正解)
文章問題といっても、短文の基本問題です。
◎大問3(文章問題2問と図形問題2問) 28点(4問中2問正解)
(1)文章問題と(4)図形問題の2問が正解。
間違えた(2)は立方体の展開図ですので、基本問題です。
(3)のテープをのりしろで繋ぐ問題、注意深く見ていけば解ける問題のはずですが、小学校ではなかなかやらない中学受験向けの問題。普段、予習シリーズを使って勉強していた長男には解いて欲しかった問題。残念。
◎大問4(文章問題)7点(2問中1問正解)
(1)のみ正解。(1)は基本問題です。
(2)は1dLが100mLということが理解出来ていれば解ける問題。
この問題も正解出来たはず!残念。
◎大問5(平面図形)0点(2問中0問正解)
これも単純な基本問題です。
ただし、頭の中でイメージを立てる空間認識力が必要です。
この手の問題は日頃から折り紙に慣れ親しんでいると強いのかもしれません。
幼少期に折り紙をたくさん触らせるのが効果的なのでしょう。
しかし、せめて(1)は正解したかった。
自宅で折り紙を用意してハサミを入れるだけで、簡単に復習が出来ます。
復習したことで、しっかり理解して欲しい・・・。
◎大問6(立体図形)0点(3問中0問正解)
(1)は基本問題。
長男の弁明は、図3、図4の具体例を問題と勘違いしてしまったとのこと。
でも、①の『あ』を2個使ったところで、図5の形にはなりません!
問題を理解する力も現時点では乏しいといったところでしょうか。
(2)(3)は応用問題。
空間認識力が問われる問題。
幼少期のブロック遊びが実力を発揮する問題といって良いでしょう。
長男はブロック遊びが大好き、ロボット教室でも空間認識力が鍛えられているはずと、この問題を解いて欲しかったところでしたが、残念ながら全滅。
◎大問7(立体図形と掛け算の複合問題)0点(3問中0問正解)
難問です。
決勝大会に残る子供を決めるには、どこかの問題で差を付けなければなりません。
その問題が大問7です。
小学校の授業レベルを超えた問題であり、中学受験向けの問題集を熟している子供達でないと理解は難しいといえます。
まず、1ページにわたって、問題の説明が続きます。
この問題の意味が理解できないと解答を導けません。
作成者の意図から、プログラミング的思考力を問う問題にも読み取れました。
物事を筋道を立てて論理的に解いていく。
いわゆる、今話題の論理的思考力を必要とする問題ですね。
現時点での長男のレベルからしたら捨て問としても良いと思います。
しかし、論理的思考力を問う問題は、中学受験において今後ますます増えていくかもしれませんね。
試験時間35分という限られた時間の中で、大問7の問題の意味を理解し、今の時期に完答できる才能が備わってるお子様をお持ちの親御さんは今後の成長が楽しみですね!
算数の振り返り
問題をパッと見た時には、今回は難化必至だと思いました。
しかし、実際に見直してみると大問7以外は解けるレベルの問題だと思います。
特に各大問の(1)に関しては、単純な基本問題が出題される傾向が高いため、諦めずに確実に解けるように頑張りたいところです。
後半に図形問題が構えていると、残り時間も少なくなり、集中力が欠け始める小学生は長男だけでは無いはずです。
図形問題というだけで、苦手意識を持たないためにも、この時期は時間を掛けてでもしっかりと理解させる学習を進めて行きたいと思いました。
『ブロック遊びが好き』『ロボット教室に通っている』というだけで、図形問題が得意になるという単純な話ではないことも分かりました。
ただし、ブロック遊びや折り紙に慣れ親しむことが空間認識力を養う最も近道であることは間違いないので、時間を掛けてでも図形問題対策に取り組んでいきたいと思います。
自己採点を終えて、81点という残念な結果となりました。
しかし、努力次第では150点満点中100点は取れた問題です。
復習をしっかり行い、秋の試験に向けてまた頑張りたいと思います。
次回は、月例テストで散々な結果が続いている国語の結果はいかに・・・・。
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