予習ナビとは何か?
リトルくらぶ3年生から『予習ナビ』が配信されます。
予習ナビとは、中学受験最大手の四谷大塚の精鋭たる講師陣による授業が、インターネット上の動画を通して、自宅で受けることが出来るものです。
簡単に言うとIT授業であり、資格試験の通信講座や大学受験で有名な東進衛生予備校でも採用されていますよね。インターネットの普及とともに波及した学習形式です。
IT授業の一番のメリットは、何と言っても塾に通わずに、自宅で学習が出来ること。
通学という時間の無駄が一切無くなるだけでなく、好きな時に学習が出来るので、学校行事や習い事との両立が出来て、学習計画も自分のペースで立てることが出来ます。
それからもう一つメリットを挙げるとすれば、中学受験を検討しているけど、近くに志望校を対象としている進学塾が無いという環境であっても、名物講師の授業が自宅で簡単に受けられるのも魅力でしょう、
逆にデメリットに関しては、視聴中(授業中)に分からない箇所が出てきても、すぐに質問出来ないところでしょうか。
サポート体制が充実している通信講座であれば、視聴後に電話やメールですぐにアドバイスが聞けるのかもしれませんが、24時間対応している通信講座は少なく、質問に対する回答も日数を要することが、しばしばあるかもしれません。
『リトルくらぶ』の予習ナビについて簡単にご説明します。
- 予習ナビは、おうちの方が家庭でお子さまに指導していただくための内容です。
- 全ての問題について解説するという授業ではありません。
- はじめに、その回の学習の目標と重要ポイントについてお話するため、ジュニア予習シリーズに取り組む前に視聴して頂くことをお勧めいたします。
- 基本的な問題の取り組み方や、押さえていきたいポイントも説明していきますので、お子さまを指導する際の参考にして下さい。
- お子さまと保護者の方が一緒に予習ナビを視聴しながら進めて行くのも良いでしょう。ナビ講師の説明に合わせて、お子さまに問題を解かせてみる等、映像を途中停止させながら視聴するのもいい方法です。
等とハンドブックには記載されています。
『リトルくらぶ3年生』の予習ナビについては、親子での試聴を推奨しているようですね。
また、全ての問題に対する解説がある訳ではありません。
視聴できるのはその単元の基本的な問題の解説のみとなっています。
予習ナビを視聴してみての感想
『リトルくらぶ3年生』の予習ナビについては、親子で視聴することが前提となっていることもあり、学習を進めていく上で、最低限知っておかなければならない基本問題のみの解説となっています。
そのため、予習ナビで解説があるのは、算数に関して言えば例題だけであり、肝心の【応用問題】と【チャレンジ問題】の解説は残念ながらありません。
また、『リトルくらぶ3年生』の予習ナビの講師に関しては、いわゆる名物講師では無く、どちらかと言うと低学年向けの新人講師であり、優しい口調ではあるのですが、説明がだいぶ回りくどくなっています。
我が家の場合、『リトルくらぶ3年生』の予習ナビの利用価値はあまり無さそうです。
初めての予習ナビということで、子どもたちを笑わせてくれるようなユーモアに溢れた授業が展開されるのでは?と過度な期待を持ちすぎていたのかもしれません。
3年生の予習ナビについては、オマケ程度の認識で良いのかなと思います。
おわりに
4年生から始まる『進学くらぶ』では、予習ナビ・復習ナビといったVOD学習は通信講座を受ける子どもたちにとって学習の重要な位置づけとなります。
自学自習により、中学受験に挑む我が家にとっては、予習ナビ・復習ナビは学習に欠かせないものであり、大いに期待をしています。
今回は辛口の感想となりましたが、2ヶ月分の予習ナビを視聴してみての感想ですので、これから予習ナビの評価がまた変わってくる可能性もあります。
予習ナビに関して感じたことがあれば、また記事にしていきたいと思います。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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